【感想】子どもの頭がグンと良くなる!国語の力 出口 汪

こんにちは、ゆうはるです。


今日は、『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』
を読み終えたので、内容紹介と感想を書きます。
国語の力.png


子どもは、自分で正しい勉強方法を選択することができないので、
だからこそ、両親が正しいサポートをしてあげる必要がある。


たとえば、子どもが、
「これが欲しい」「これはしたくない」などと言った時の対応は?


実は日常で子どもとする何気ない会話の中にも、
子どもの頭をグンと良くするためのヒントが。


本書では、子どもが「考える力」「話す力」「書く力」を身につける方法や、
人生で役立つ「3つの論理」など、
親子で一緒に学べる正しい学習方法をあますところなく掲載。


 この本を書いたのはどんな人?

出口 汪氏は、
現代文講師として、
受験生の成績を飛躍的に伸ばし続け、
受験参考書がベストセラーになるなど
圧倒的な支持を得ています。


また、
「論理力」を養成するために開発した「論理エンジン」は、
全国250校以上で採用されています。


国語、論理力といえば出口氏!というぐらい有名な方ですね。

 この本がおススメな人

子供の教育のために出来ることはしてあげたいと思っている人
・親子の会話のコツに興味がある人
・子供と話すのが好きな人
・子供の教育に興味がある人
・効率よく子供に学ばせたいと思っている人

 この本があまりおススメでない人

・子供の教育は学校がするものだと思っている人
・子供と会話をするのは面倒だと思っている人
・考えて話すのが嫌いな人


 感想

◆親子の会話で、子供が論理的に物事を考える方法を教えてくれる本
タイトルが「国語の力」とありますが、
分かりやすく言うと、
読書と、親子の会話を工夫することによって、
論理的に物事を考える力を子供につけさせる方法を教えてくれる本です。


子どもの頃から詰め込み勉強を強いられてきた受験生は、
自分でものを考えることを苦痛に感じるようです。

自分で考える力をつけた子どもたちを育てるには、
受験生になってからでは遅すぎます。

そこで、私は指導対象をしだいに中学生、小学生へと降ろしていったのです。



この部分は、本書の「はじめに」の一部分なのですが、
読み始めてすぐに、グサッと刺さるものがありました。


なぜなら、私自身、詰め込み教育を受けてきた世代で、
学校の勉強では自分でモノを考えることを
教えてもらっていなかったからです。


そして、社会人になった時に苦労して、
「このままではダメだ」と感じ、
それこそ出口氏の論理エンジンの本を勉強しました。


今でもキレイな文章が書けているわけではありませんが、
以前より読みやすい文章が書けるようになりましたし、
自分でモノを考えることができるようになりました。


そういった経験をしているからこそ、
子供にも、論理的に考える力がついてほしいし、
自分でモノを考えるようになってほしいと思います。


それでは、本書を読んで特に印象に残った3点について紹介します。



◆印象に残った点1
国語はセンスではない」

物語をただ読むことと、国語の物語文を読み解くことはまったく別物です。
読み解くとは、作者の意図を理解した上で、作者の立てた筋道をたどるということです。
つまり、国語の問題を読み解く際には、「自分はこう感じる」という主観的な考えは、
すべてなくす必要があります。


著者は、
「国語はセンスではなく、論理力を試す教科である。
そして、正しく学べば論理は必ず習得できる」と言っています。


私が勉強を教えてもらった先生も、「国語はセンス」と言っていて、
私自身、国語の成績は他の教科に比べて低かったため、
「センスがないのか」とあきらめているところがありました。


しかし、センスがどうのこうのではなく、
なんとなく文章を読んでいて、
論理的に読む力が無かったんですね。


センスと言われると生まれつきのもののような気がして、
あきらめやすくなりますが、
「正しく学べば必ず習得できるよ」と言われると、
頑張ろうと思えますよね。


是非、子供への声かけにもこの言葉を使いたいと思いました。



印象に残った点2
子供の国語力を養うために親が意識してほしいこと2つ」

著者は、子供の国語力を養うために親が意識してほしいこととして、
次の2点を挙げています。


①親子の会話では、易しい単語で、主語と述語の関係を意識した話し方をすること
②子供と一緒に読書をすること



①の「親子の会話では、易しい単語で、
主語と述語の関係を意識した話し方をすること」は、
親が日々意識したいことだと思います。


日本語は単語だけでも雰囲気で何が言いたいか伝わることが多いので、
主語が抜けていたりなど、楽をしがちですよね。


しかし、子供にきちんとした文法を聞かせるためにも、
主語と述語の関係を意識した丁寧な会話をしたいですよね。



②の「子供と一緒に読書をすること」は、私もコツコツと実践中です。


我が家では毎日のように家族で読書をしていますが、
読書を続けるコツや読書のメリットについて、
関連記事を書いています。


是非ご覧ください。



印象に残った点3
小学生の時に習得したい3つの論理と、その力を育てる方法」

著者は、小学生の時に習得したい3つの論理と、その力を育てる方法として、
次の3点を挙げています。


ちょっと難しいと感じる方もいるかもしれませんが、
確かに親子の会話で論理力のトレーニングになる方法だと思います。

①因果関係・理由付け
⇒子供の「なぜ?」を大事にすること

②イコールの関係(具体例、体験、引用)
⇒子供との会話で「どんな風に?」「具体的にどんなことがあったの?」
  と聞いてみること

③対立関係
⇒子供が何かを主張したら、対比できる他のなにかと比べて、
  それぞれの一長一短を考えさせること




①因果関係・理由付けについて
子供の「なぜ」に答え続けるのは、
多くの方にとってしんどいものだと思います。


「そんなこと考えなくていい」
「言われたとおりにやっていればいい」


なんてつい言ってしまっている方もいると思います。


私も仕事などで疲れている時は、

「今はちょっと考えられないなぁ」

と言うときもあります。


しかし、

「確かに分からないと気になるよなぁ」
「今、理解できると気持ち良いよねぇ」

と思い、できる限り答えるようにしています。


そして、答えが分からないときは、

「パパも分からない。なんでなんだろうね。
ちょっと調べてみようか」

とその場で辞書やインターネットで調べています。



「子供の教育のために出来ることはしてあげたい」

そんな思いをお持ちのは、
是非、子供の「なぜ?」に答えていただけたらなと思います。


子供の好奇心や探究心を刺激しますし、
子供の成長に必ずプラスになると思います。



②イコールの関係(具体例、体験、引用)
子供の感情に寄り添う気持ちで聞いてみると、
子供の論理力だけでなく、自己肯定感も上がるので、
おススメです。


例えばこんな感じです。


息子「今日、うれしいことがあったんだ。」
私「そうなんだ。それはよかったねぇ。どんなうれしいことがあったの?
息子「今日、席替えがあってね、〇〇君の隣になったんだ」
私「それは良かったねぇ。いつも一緒に遊んでいるもんね。」
息子「うん。〇〇君も僕が隣の席になって喜んでた!」


ちょっと例が簡単すぎるかもしれませんが、
息子の気持ちに共感しつつ、
具体的にどんなうれしいことがあったのか聞くことを意識しています。



③対立関係
対立関係はこの3つの中で一番難しいと思います。
早速ですが、具体例をあげます。


息子「明日はA公園に行きたい!」
私「A公園に行きたいんだ。なんでA公園に行きたいの?」

息子「久しぶりに長い滑り台で遊びたいんだ。」
私「そうなんだ。もしパパが反対意見を言うとしたらなんて言うと思う?」

息子「うーんと、、、。近くのB公園に行こうとか?」
私「もし、パパがB公園に行こうと言うとしたらなんでだと思う?
  どうしたらパパは納得してA公園に行くかな?」

息子「うーんと、、、B公園が近くて楽だからかな?
   だったら、来週はB公園でいいから今週はA公園に行くっていうのはどう?」
私「いいね。だったらそうしようか。」



この例では、A公園とB公園があって、

・A公園⇒遠いけど長い滑り台がある
・B公園⇒近いけど長い滑り台がない

と対比させているわけです。


そのうえで、

・息子⇒長い滑り台で遊びたい
・私⇒近くの公園に行きたい

という2人の欲求のバランスをうまくとるためにはどうしたらいいか、
考えさせているわけです。



いきなり全てを上手くやるのは難しいかもしれませんが、
親子の会話をコツコツ成長させていくと、
子供が欲求のバランスをとる提案もできるようになります。


◆まとめ

子供の教育のために出来ることはしてあげたいと思っている人
・親子の会話のコツに興味がある人
・子供と話すのが好きな人
・子供の教育に興味がある人
・効率よく子供に学ばせたいと思っている人

という方におススメの本です。


一発逆転!のような裏技はありませんが、
親が意識して子供と関わることによって、
気づいたら子供の論理力がつくようなコツが紹介されています。



【この本のおススメ度】 ★★★★☆

 我が家の勉強法

『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』に
興味を持たれているあなたは、

子供の教育に興味を持っていたり、
もしかしたらちょっと不安を抱えている方だと思います。


このブログでは、
心理学的に効果のある方法や自分の経験に基づき、

我が家で実践している英語子育てや、
親子のコミュニケーション、勉強法について書いています。


我が家の子供たち(小1の男の子、年中の女の子)は、
「お家でする勉強は楽しい」と言っています


興味がある方は、是非、おススメ記事も見てみてください。












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ABOUTこの記事をかいた人

ゆうはる

「子供には英語で苦労してほしくないなぁ」 「でも高額な英語教材は手がでない、、、」 学生時代、英語が全くダメだった僕が、 息子(小1)と娘(年中)に 同じ思いをしてほしくないと思い、 子供と一緒に英語を学ぶ様子をつづったブログです。 また、心理学を使った頑張り過ぎない子育て法も紹介しています。