非認知能力とは?「ご褒美」が子供に悪影響な理由

こんにちは、ゆうはるです。


子育てをしていると、
「非認知能力」という言葉を
聞いた事がある人も
いるのではないでしょうか。


IQや学力など
これまで重視されてきた
「認知能力」よりも、

子供の将来に
影響力が大きいことが
明らかになりつつあり、
世界的にも注目されている力ですよね。


そこで今日は、
という本の中から、
非認知能力について、
紹介したいと思います。


非認知能力について知ることによって、
子育てでどんなことを意識したらいいのか
参考にしていただけたらと思います。




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この本によると、

非認知能力とは、
ひとつのことに粘り強く取り組む力や、
内発的に物事に取り組もうとする意欲などを指す。

(略)

やり抜く力、好奇心、自制心、
楽観的なものの見方、
誠実さといった気質は、
「非認知能力」と表現される。


とあります。


ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
非認知能力は、

目標のために頑張る力
 人と上手に関わる力
 心を安定させる力

といったような、
目に見えにくい、
数値に表しにくい能力だけれど、
確かに大切な力だと思ったらいいと思います。


読み書き計算などの認知能力が、
目に見えて結果が分かる能力なので、
対照的ですよね。


両者がどう関わっているかというと、
例えば大学受験をする高校生とします。


表面的には、
暗記や思考などの
認知能力が必要ですが、

それを支える力として、
目標のために頑張り続けたり、
友達と協力したり、
本番でしっかりと結果を出すといった
非認知能力が必要になります。


目標を達成するまで長期間かかったり、
問題の難易度が高くなるほど、
この非認知能力が大切になります。


 非認知能力を伸ばす方法は?


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実は、この本では、
こうすれば非認知能力が伸びるという、
科学的根拠に基づく
具体的な方法は示されていません。


ただし、
一般の家庭でしがちな
あることをすることによって、
非認知能力を削ぐ結果に
なってしまうことを紹介しています。


それが、「ご褒美を与えること」です。


これは、ロチェスター大学の
二人の心理学者、
エドワード・デシと
リチャード・ライアンの
自己決定論という研究で、
明らかにされています。


デシは、
学生グループに対し実験を行っていますが、
後にスタンフォード大学の心理学者、
マーク・レッパーが幼稚園児のグループに対して
同様の実験を行っています。


その内容は次のとおりです。

お絵かきの好きな幼稚園グループに、
その日は絵を描いたらお帰りの前にご褒美、
青いリボンと賞状をあげると告げた。


二週間後、園児たちは明らかに
絵を描くことへの興味を失っており、
自由時間にお絵かきをすることも
ご褒美をあげた日の前より減っていた。


もともと熱心だった四歳児たちにとって、
お絵かきが仕事に、
つまり青いリボンが
もらえなければする価値のない
物事になってしまったのだ。


いかがでしょうか。
人によっては、
衝撃的な内容かもしれません。


一方で、ご褒美が悪影響なのは、
感覚的に分かっている人もいると思います。


ご褒美をもらうことが
的になってしまったので、
「お絵かきをやりたい」という
そもそもの目的を見失ってしまって、
非認知能力が削がれてしまったんですよね。


だから、
非認知能力を育てたいと思う方は、
少なくともご褒美はやめた方がいい
ということになります。


 退屈な反復練習が続けられるようになる3つのコツ


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一方で、
デシとライアンは、
何かを学ぼうと思ったら、
退屈な反復練習が必要で、
これは楽しいものではないと認めています。


このように、
内なる満足のためではなく、
行動をしないといけなくなった時には、
「外発的動機づけ」が重要になります。


そして、
外発的動機づけを
上手に取り入れるためには、

デシとライアンによると、
人が求める
3つの感覚を
促進する環境を作り出す
必要があるそうです。


その3つの感覚とは、
「自律性」「有能感」「関係性」で、
ご褒美よりもはるかに
動機づけの効果があるということです。



それではこの3つの感覚を、
子供がどういう時に感じるかというと、


子供が「自律性」を実感するのは、
自分で選んで、自分の意思でやっていると感じ
管理、強制されていると感じない時、


子供が「有能感」を持つのは、
やり遂げることはできるが
簡単すぎるわけではない、
現在の能力をほんの少し超える課題を
与えられた時、


子供が「関係性」を感じるのは、
好感を持たれ、価値を認められ、
尊重されていると感じる時、


だそうです。


本書には、
具体的にどうしたら
子供がそう感じるのか
書かれていないのですが、

僕が別記事で書いている方法が、
その具体例の1つに
なるのではないかと思います。


具体的な方法が気になる方は、
是非読んでみてください。



僕が実践している子育て法
について書いたものですが、
3つの方法のうち、

2つ目「子供に選ぶ権利を用意する」が自律性
 3つ目「挑戦したことをいつも認める」が関係性

について具体的に書いたものです。


1つ目の方法も、
子供のやる気スイッチを入れる、
簡単だけれど効果のある方法です。



同じく僕が実践している子育て法
について書いたものですが、
5つの方法のうち、

 2つ目「できることが増えたら認める」と3つ目「上手くできなくても怒らない」が「関係性」
 5つ目「勉強しなさいとは言わない」が「自律性」

について具体的に書いたものになっています。


子供の勉強についての、
自律性と関係性の参考になると思います。



 まとめ


いかがだったでしょうか。

非認知能力は、

 目標のために頑張る力
 人と上手に関わる力
 心を安定させる力

といったような、
目に見えにくい、
数値に表しにくい能力だけれど、
確かに大切な力のことを指し、

「ご褒美を与えること」は、
子供の非認知能力を削ぐことになる。


また、
親が心がけたいのは、
「ご褒美を与えること」ではなく、
「自律性」「有能感」「関係性」
の3つの感覚を子供に持たせることでした。


非認知能力は、
日常の遊びや生活の中で、
十分に伸ばせる能力。


親のちょっとした心がけで、
子供の将来につながる力を
育んであげられたらいいですよね。


最後に、
今回登場した関連記事も、
子供さんの非認知能力を育むためにも、
是非、あわせてお読みください。


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ABOUTこの記事をかいた人

ゆうはる

「子供には英語で苦労してほしくないなぁ」 「でも高額な英語教材は手がでない、、、」 学生時代、英語が全くダメだった僕が、 息子(小1)と娘(年中)に 同じ思いをしてほしくないと思い、 子供と一緒に英語を学ぶ様子をつづったブログです。 また、心理学を使った頑張り過ぎない子育て法も紹介しています。